ブータンのチョコレートを知っているか

ブータンでもチョコを作っているのをご存じでしょうか。

全くイメージがないという人が大半だと思うし、実際私もそうでした。でも実はあるんですよ、ブータンのチョコ。これからブータンに行く人の、お土産候補の一つになると思うので、見かけたら買ってみてください。

YIGA

「YIGA」というブランドのチョコレート。

サイズは、スマホより少し小さい板チョコシリーズ。あまり甘いのが好きじゃないのか、当時見かけたのは全部DARK Chocolateの表記ばかり。ベースがダークチョコレートで、それぞれ味が違います。

私が買ったのは「Caraway」「Chilli」「Szechuan Pepper(花椒)」「Toasted Quinoa &Pink Himalayan Salt」の4種類。

Carawayとは何ぞやと思い調べたら、キャラウェイというスパイスらしいです。チリはそのままです、ブータンのトウガラシでしょう。Szechuan Pepperは四川料理とか舌がピリピリする辛い料理に使われるスパイスのようです。Toasted Quinoa &Pink Himalayan Saltはトーストしたキヌアとヒマラヤのピンク岩塩でしょうか。

このラインナップを見れば、味のイメージも何となくできるんじゃないかと思います。

そう、まったく甘さがない。むしろ辛い。

ダークチョコレートにさらに刺激的な味が追加されるので、甘くないチョコが好きな人にはいいかもしれません。ちなみに私は甘党なので、とても物足りなかったです(笑)

劇的に辛い!しょっぱい!ということはありません。チリ味は、あとから少し辛さがやってきました。以前リンツでもチリ味のチョコを出していましたが、あちらよりダークチョコなので、比べると本当に甘さが無いです。

Szechuan Pepperは、なんだか不思議な味というか感覚でしたね。チョコだよな、今食べてるのは・・・ってなりました。チョコなんだけど、なんか辛いぞ?辛いのかこれは?っていう、表現しづらい感覚です。

他2つはお土産にあげてしまったので、私は食べていません。感想を聞くということもしていないし、言われたこともないので、どうだったのかもわからないです(笑)

YIGAのBean to Bar

YIGAはBean to Barも出し始めたようです。

コロナ前は、前述のシリーズしかなかったのに、種類が増えてパッケージもおしゃれになっていました。

「BUCKWHEAT GROATS」と「MANDARIN ZEST」。この2つを買ってみました。

BUCKWHEAT GROATSは、蕎麦の種子の殻を取り除いたものだそうです。こちらはミルクチョコレートと記載されていますが、やはり甘さ控えめでした。ダークチョコレートよりは甘かったけど、私的には物足りない!

MANDARIN ZESTは「マンダリン、シナモン、ダークチョコレート」と書いてあるので、甘さ控えめの柑橘系とシナモンですね(そのまんまだな笑)。そこまでマンダリンを感じなかったけど、今まで食べてきたものの中では、一番馴染みがあるというか、安心感があるというか・・・・(だってチリとかスパイス系チョコってそんなに食べないから)。

このシリーズはサイズも少し大きくなりました。日本の板チョコサイズとほぼ同じです。

どこで買えるか

私が買ったのは、ティンプー中心部からちょっと外れた、「CSI Market」というセレクトショップみたいなお店です。

チョコレートだけではなく、クッキーやブータンのスパイス、レモングラススプレー、雑貨などのお土産が売っています。パッケージがちゃんとしているので、ここで買うものはお土産として渡すのに問題ないです。

ティンプー中心部にある、時計台広場からだと歩いて17分くらい。ぶらぶらお散歩がてら行くのもいいですね。

ただ、このチョコレートは町中でもちらほら見かけるので、どこかしらのお土産屋にあるかもしれません。最近はブータンもどんどん新しいお店が増えて行っているようです。

超個人的感想

私が甘党だということを前提に、個人的感想を述べると、ブータンのチョコは甘さが控えめな印象です。

そのためどうしても物足りない!って思ってしまいます。もちろん好みもあるので、甘くないチョコが好きな人にはとても合うんじゃないかな。でも、あまり他では見かけないチョコレートなので、お土産としてはローカル感があっておすすめです。

たぶんですが、砂糖をあまり使っていない気がします。そうだとしたら、甘さを本当に控えた体に優しいチョコレートなのかもしれません。Bean to Barはどこでどうやって加工しているのかが気になり、お店のスタッフに聞いてみたんですが、お店にいた人はそういうのは全くわかっていない(おそらくアルバイト)様子でした。

現地でしか買えないものに弱い私は、甘くないとわかっていながらも「もしかしたらこれは甘いかもしれない」という期待を持って買ってしまいます。次は、甘いのに巡り合えたらいいなと思っています。

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