ブータンは本当に穏やかで魅力的な国ですが、実際に行ってみると「これ、事前に知っておきたかった…!」というポイントがいくつかありました。
気候や生活環境が日本と大きく違うため、ちょっとした準備で快適さが全然変わります。
今回は、私がこれまでの滞在で“意外と困ったこと”を5つまとめました。
これからブータンへ行く人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ブータン旅行で意外と困ったこと 5つ
① とにかく乾燥する(肌・喉・唇がやられる)
ブータンは標高が高い場所が多く、秋から春先にかけては空気が本当に乾燥しています。
普段乾燥に強い私でも、唇はガサガサ、喉はイガイガ…。「えっ、こんなに乾燥するものなの?」っていうくらい、結構乾燥しました。
そのため、
・リップクリーム
・ハンドクリーム
・マスク
これらは必須です。
②紫外線が強い
高いところに位置している国なので、紫外線は強いです。
4月、ツェチュというお祭りに行った際、3,4時間外で見学をしたのですが、その日はとてもさわやかな快晴、小春日和でした。
翌々日くらいでしょうか、なんだか頭からポロポロとゴミみたいなものが落ちてくるんです。
「えっ、何?」と頭皮をよく見たら、髪の分け目の部分が日焼けをして、皮が剝けていたんです!剥がれて落ちてきていました。
帽子をかぶっていなかったせいだと思いますが、思いっきり頭部が日焼けしておりました。
・帽子
・サングラス
・日焼け止め
これらは必ず持ってきてください。
③ トイレに紙がない場所が多い
街中の店・地方のレストラン・観光地のトイレなど…
「紙がない」という場面は普通にあります。
私が行ったときも、何度もティッシュが役に立ちました。
慢性鼻炎でよく鼻をかむ私には特に必須アイテム。
トイレットペーパーでもいいんですが、鼻をかんだりすることも考えて、私は無印良品の3パック入りのティッシュを1パック持っていっています。
程よいサイズで場所を取らないので、とても重宝します。
・ポケットティッシュなどのティッシュ
・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・携帯用アルコール
これらはあった方がいいです。
④ ホテルの部屋が寒い・暑い(中級クラス)
これは秋~春先に関してのことですが、暖房は強くない、そして無駄に部屋が広いので全然暖まらない・・・ということが何度かありました。
そして布団も、「こんな冷えてるのに、これ1枚だけ!?」という場合がよくあります。ホテルによっては、湯たんぽをくれたり毛布の追加をしてくれますが、それでも部屋が寒いのは変わりません。
寒さに劇弱な私は、もう布団にくるまっているしかないです。
対策は、
・暖かい寝間着や靴下持参
・ホッカイロ多めに持参
でしょうか。
ちなみに、狭い部屋だとそれなりに暖まりました。だだっ広い部屋と、コンパクトな部屋、両方に何度か泊りましたが、やはり狭いと暖かいです。
そして逆のパターンもありました。
真夏ではないですが、それでも残暑厳しい日中、日当たりがとってもいいお部屋。エアコンなし。
それはそれはとても暑くて、夜になってやっと暑さが落ち着いたということもありました。基本的に日中は観光に出ているので、ホテルにいることはあまりありませんが、15時くらいにお部屋に入ったら灼熱だったことがあります。
ブータンには高級ホテルもあるので、そういうところだと、環境もまた違うと思います。私はまだ泊ったことが無いので、泊ってみたいです・・・!
⑤ホテルのネットが弱い
今はほとんどの人が、どこに行ってもネット環境を求めてしまいます。
ブータンでも同じだと思います。
最近ではポケットWi-Fiよりもさらに便利になったeSimでネット環境を維持している人も多いはず。
便利になったとはいえ、「そこまでは必要ないけど、ちょっとメールやラインのチェックはしたいな」という方は、ホテルのWi-Fiを使う場面も多いと思います。
これはブータンに限らずですが、「部屋によってはネット回線が弱い・届きにくい」
「今日はネット回線そのものが使えない」ということも、海外だとよくある話です。
私が今までブータンで泊ったホテルも同じで、「ロビー周辺でしか使えない」「フロントから遠い部屋は電波が弱い」など、いろいろな状況がありました。
時には部屋の外に出れば電波をキャッチできるので、いちいち外に出て送信、受信っていうことをしたことも。
対策としては、
・ポケットWi-Fi、eSimなどのネット環境を自分で整えていく
・使える分で我慢する
・デジタルデトックスだと思って、スマホなど一切触らない
かなあ、と思います。
まとめ
ブータンは素晴らしい国ですが、日本とは気候や環境がかなり違います。
ちょっとした準備をするだけで、ぐっと快適に過ごせるので、これから行く人の参考になれば嬉しいです。


コメント